「Army & Maiden」ですが、PCとAndroidのコンパチだけでなく、今後の開発の効率化のために、ソースコードの切り分けを行っていました。
以下、複数のプロジェクトに分けた、プログラムの構成図です。括弧内は、ソースコードの分量です。ソースコードの比率が分かると思います(まだファイルの整理前なので、何割か変わる可能性がありますが)。
●CroCroWrp(242 KB)
┣●CroCroWrpPc(94.2 KB)
┃ ┣━━●SimWarPc(2.88 KB)
┣●SimWar(318 KB)
┃ ┣━━●SimWarAnd(1.15 KB)
┗●CroCroWrpAnd(207 KB)
それぞれ、ビルドに親プロジェクトを含めることで、プロジェクトを作成します。
以下、それぞれのプロジェクトの解説です。
●CroCroWrp
PC、Androidコンパチにするために、環境依存部分を全てラップクラスに入れて、ゲーム開発の基本システムを構成したプロジェクトです。
以下のような内容のクラスが入っています。
2010年10月2日土曜日
Android版「Army & Maiden」その2 高速化
各種仕事と平行作業で開発しているAndroid版の「Army & Maiden」ですが、ようやくエミュレーターと実機で、普通にプレイできる速度で動くようになりました。
「Army & Maiden」は、PCとAndroidのコンパチで動くライブラリを作りながら開発しています。
このライブラリは既に完成しています。そして、同じゲームのプログラムで、PCとAndroidコンパチでゲームが動いています。
データも完全に互換性を保っています。データに関しては、Zipで固めたデータを、Androidアプリの「res/raw」フォルダに放り込むだけで使えるようになっています。
このように、けっこう面白いライブラリ群ができています。
さて、このようなライブラリができたわけですが、全てが順調というわけではありません。
PCとAndroidでは基本スペックが違います。なので、低スペックのAndroid端末でも動くように、ゲームのルーチンなどを高速化する改良が必要になります。
PCとAndroidの主な違いは、CPUとメモリーとJVM(Java仮想マシン)です。
このうち、メモリーに関しては、既にPC版で16MB以内で動作するように作り込んでいます。なので残りはCPUと対VM用の改良ということになります。
というわけで、ここ数日間取り組んだ、対Androidアプリ用の高速化のまとめを書いておこうと思います。
「Army & Maiden」は、PCとAndroidのコンパチで動くライブラリを作りながら開発しています。
このライブラリは既に完成しています。そして、同じゲームのプログラムで、PCとAndroidコンパチでゲームが動いています。
データも完全に互換性を保っています。データに関しては、Zipで固めたデータを、Androidアプリの「res/raw」フォルダに放り込むだけで使えるようになっています。
このように、けっこう面白いライブラリ群ができています。
さて、このようなライブラリができたわけですが、全てが順調というわけではありません。
PCとAndroidでは基本スペックが違います。なので、低スペックのAndroid端末でも動くように、ゲームのルーチンなどを高速化する改良が必要になります。
PCとAndroidの主な違いは、CPUとメモリーとJVM(Java仮想マシン)です。
このうち、メモリーに関しては、既にPC版で16MB以内で動作するように作り込んでいます。なので残りはCPUと対VM用の改良ということになります。
というわけで、ここ数日間取り組んだ、対Androidアプリ用の高速化のまとめを書いておこうと思います。
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