この数ヶ月、他の仕事をしながら、断続的にず~っと開発していた、Android版の「Army & Maiden」を、Androidマーケットでリリースしました。
AndroidでのDLは、以下のサイトから行えます。また、PCでフルに遊べる体験版も、下記サイトに置いていますので、Androidを持っていない人も遊べます。
□Android - Army & Maiden
http://crocro.com/android/aam/index.html
無料で遊べるソフトで、画面上部にAdMobの広告を載せています。
来年の頭ぐらいまで、バグ報告を受けたり、ユーザーの反応を見たりして、その内容をフィードバックした続編や、広告なしの有料版をリリースする予定にしています。
当初は10月ぐらいにリリースできるかなと思っていたのですが、諸々あって12月にずれ込み、さらにAndroidのOSのバージョンアップも入り、この時期にずれ込みました。
……長かった。
というわけで、ようやくAndroid版の「Army & Maiden」が世に出ました。シンプルな感じのゲームになっているのですが、内部仕様的には色々と試みをしています。
1.AndroidとPCコンパチのゲーム用Javaライブラリ
2.タッチ操作に特化したゲームのUI
3.AdMobを使ってみる
1.AndroidとPCコンパチのゲーム用Javaライブラリ
今回の一番のチャレンジは、1の「AndroidとPCコンパチのゲーム用Javaライブラリ」を作ったことです。
同じプログラムが、AndroidでもPCでも動きます。そのためのラッパー・クラスを作って、環境依存を全て吸収するようにしています。
このライブラリは、時期を見ながら、順次公開していければと思っています。
うちのような小さな会社は、広告費を投入するよりは、こういったライブラリを投入した方が、安上がりで効果があるのではと最近考えています。
どうせ普通の人は、同じような用途ではFlashとかTitaniumとかを選ぶわけです。なので、これ自体で商売ができるわけではないです。
そういった背景があるので、私がライブラリを公開したからといって、金銭的に損をすることはなさそうだなあというのが実感です。
2.タッチ操作に特化したゲームのUI
うちの会社は、今まではiアプリが中心で、キー操作を前提としたゲームが多かったです。
Android用の「EX Reversi」で、タッチ操作のゲームのノウハウをある程度蓄積できていたので、今回はそのノウハウをさらに広げる意味で、タッチ中心のゲームにしました。
というわけで、今回得たノウハウを元に、次のゲームも開発していく予定です。
3.AdMobを使ってみる
スマートフォン向けアプリの広告です。どんなものだろうと思ったので、今回導入してみました。
使用者の数が多くないと、ほとんど意味のないものではあるのですが、PC版で同じようなものがなくて、だいぶ探していた経験があるので、携帯の方が進んでいるなあと思ったりしています。
まだ、きちんと配信されていないようなので、設定があっているのかどうかも含めて、しばらく様子を見ようと思います。
Androidは、実行環境が多岐にわたっているので、リリースした後もユーザー対応がけっこう続きます。
というわけで、これからしばらくは、その対応をしつつ、データを取りながら他の仕事を平行して進めていこうと思います。
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